出張の一夜、ウェスティンホテル仙台のエグゼクティブクラブラウンジで過ごした時間は、仙台の街並みを見渡す静けさそのものが価値だった。
滞在概要
- 訪問時期:2025年6月11日(宿泊記と同日)
- 利用シーン:ひとり(出張)
- 予約方法:通常予約(Bonvoyプラチナエリート特典)
- Bonvoyステータス:プラチナエリート
- 利用時間帯:オールデイスナックタイム/カクテルタイム



14時前というチェックインには少し早い時間に到着したこともあり、ラウンジは空いていた。天井が高く、大きく取られた窓の向こうには仙台の街並みが一望でき、開放感は客室にも劣らない。人の少ない午後、静かな空気の中で過ごす時間は、出張の合間にひと息つく場所として申し分がなかった。テーブルには南部せんべいがさりげなく置かれており、東北らしいローカル色が控えめに演出されている点にも好感を持った。
オールデイスナックタイムでは、スパークリングワイン・白ワイン・日本酒までもが飲み放題で用意されている。氷を張ったワインクーラーには、イタリア産のスパークリングワイン「GRANDREALE Brut」、オーストラリアのソーヴィニヨン・ブラン「Lindeman’s Bin 95」、チリのシャルドネ「Neblina」、そして純米系の日本酒「龍神一」が並んでおり、ラインナップの幅の広さに驚かされた。サーバーから注がれる生ビールも用意されており、好みに応じて飲み方を選べる自由度は嬉しいポイントである。
夜、改めてカクテルタイムに訪れると、フードのラインナップが一段と充実していた。ローストビーフには粒マスタードが添えられ、スモークサーモンのロール、脂の甘みが立つ豚肉の冷製、そして揚げたての串揚げが皿に並ぶ。いずれも一手間かけた仕事が感じられる仕立てで、酒の肴として過不足がない。極めつきは濃厚で旨味のしっかりしたカレーライスで、ちょうど良い量と味付けが、一日の締めくくりにふさわしい満足感を与えてくれた。
利用客はほとんどが日本人で、外国人比率の高いホテルが増えている昨今にあって、この落ち着いた空気感はむしろ贅沢に感じられた。静かに過ごしたい出張の夜には、これ以上ない環境だったと言える。



総評
客室の広さ、朝食の充実に続き、このクラブラウンジもまた期待を裏切らない仕上がりだった。眺望・フード・ドリンクのいずれもが高水準で揃い、仙台滞在時には積極的に活用したいラウンジである。プラチナエリート特典によるラウンジアクセスの価値をあらためて実感した滞在だった。
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