京都二泊三日の家族旅行、二晩目に選んだのはライフスタイルホテル、モクシー京都二条。遊び心を凝らした客室と、フロントを兼ねるBar Moxyの空気が、堅苦しさのない一夜を作ってくれた。
滞在情報
- 訪問時期:2025年6月(京都2泊3日家族旅行・2泊目)
- 利用シーン:家族滞在(息子1歳2ヶ月)
- 予約方法:通常予約(Bonvoyプラチナエリート特典適用)
- 予算帯:21,841円(クイーン1台・うめゲストルーム)
- 利用内容:宿泊+Bar Moxyでの軽食・ドリンク
- Bonvoyステータス・ポイント利用有無:プラチナエリート/ポイント利用なし



前日に滞在したザ・リッツ・カールトン京都から一転、この日はカジュアルな一泊を試すことにした。チェックインは15時。エレベーターは問題なく、ベビーカーを押しての移動にも支障はない。フロントデスクを兼ねるのは、館内の顔ともいえるBar Moxyのカウンターだ。ルームキーを受け取りながら、すでにホテルの空気に馴染んでいく感覚があった。
案内された「うめゲストルーム」は、クイーンベッド1台のコンパクトな一室。だが窮屈さはまるでない。壁面を収納として使い切る設計、モーションセンサーで自動点灯するLEDの誘導灯、無駄のないウォークインシャワー。一つひとつのディテールに、限られた面積を最大限に生かそうという意思が透けて見える。「客室の使い方は宿泊者次第」というホテル側の姿勢そのままに、遊び心と機能性が同居した空間だった。
ベビーベッドの用意はなく、この夜は息子を真ん中に、家族三人でクイーンベッドに川の字で眠ることに。手狭にはなるが、京都の一夜を家族の体温とともに過ごすには、これはこれで悪くない形だった。
チェックイン後は、そのままロビーのBar Moxyへ。手作りのドリンクと軽食を楽しみながら、ゲームに興じたり、他の宿泊客とのゆるやかな交流が生まれたりする、この館の象徴的な場所だ。まずはクセの少ないハイネケンを、続いて京都らしいネーミングの「京deトロピカル」をオーダー。フルーティーで飲みやすく、旅先の一杯にちょうどいい甘さだった。つまみにはパスタとポテトを。ホテルバーの軽食としては十分な満足度で、身構えずに楽しめるラインナップだ。
ロビーの片隅には、子どもが少し体を動かせるスペースがさりげなく設けられていて、息子もそこで少しの間遊ぶことができた。ライフスタイルホテルという性格上、正直なところ乳幼児連れに手放しで勧められる館ではない。ベビーベッドもなく、館内の空気もどちらかといえば大人向けだ。それでも一泊だけ試してみようという気持ちで選んだ滞在は、家族の京都旅に違う色合いを添えてくれた。
翌朝は10時前にはチェックアウトし、そのまま京都観光へ。12時のチェックアウト時刻を待たずに動き出せる身軽さも、この滞在スタイルには合っていた。
総評
遊び心のある客室デザインと、Bar Moxyが醸す開放的な空気は、この館ならではの魅力だ。乳幼児連れの家族にとって最適解とは言い切れないが、京都滞在の一夜をあえて外して楽しむという選択肢としては十分に価値がある。関西エリアでは他にも家族向けの選択肢があるので、あわせて参考にしてほしい。
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