ポイント宿泊で叶えたザ・リッツ・カールトン京都の一夜は、朝食一つで京都旅の記憶を塗り替えるほどの体験だった。1歳2ヶ月の息子を連れても、寛ぎと感動は少しも損なわれない。
滞在情報
- 訪問時期:2025年6月(京都2泊3日家族旅行・1泊目)
- 利用シーン:家族滞在(息子1歳2ヶ月)
- 予約方法:ポイント宿泊(114,000ポイント利用)
- 予算帯:宿泊税等2,000円
- 利用内容:宿泊+朝食(洋食・和食)
- Bonvoyステータス・ポイント利用有無:プラチナエリート/無料宿泊特典利用(クラブラウンジ利用なし)



ポイント宿泊を使っての滞在は、この日が初めて。114,000ポイントを投じ、以前は鴨川沿いのロビーラウンジだけを利用した記憶はあったが、実際に部屋に泊まるのは今回が初めてだった。チェックインは14時ごろ、プラチナエリートの特典でレイトチェックアウトを13時まで延長できたことも、乳幼児連れの朝には有り難かった。
案内されたのは、キング1台のコートヤードビュー・ゲストルーム。驚いたのは、ベビーベッドとストッケの椅子がすでに用意されていたことだ。おむつ用のボックスもしっかりとしたつくりで、乳幼児連れへの配慮が細部まで行き届いている。クラブラウンジは利用できないプランだったが、それを補って余りある居心地の良さが客室にはあった。
翌朝の朝食は、この滞在のハイライトと言っていい。洋食は「ラ・ロカンダ」で。ハムとほうれん草のエッグベネディクトから始まり、絶妙な火入れのポーチドエッグに濃厚なオランデーズソースが絡む一皿は文句なしの完成度。ピエール・エルメが手がけるフレンチトーストは、甘いもの好きなら見逃せない一品で、思わずお代わりを頼んでしまうほどだった。京都日吉ポークを使ったソーセージやベーコンも素材の良さがそのまま伝わってくる。クロワッサンの焼き上がりも、数あるホテルブレッドの中で頭ひとつ抜けていた。
和食を選べば、京都の名店「水暉」の技を朝から堪能できる。京都上田とうふの湯豆腐、丁寧に炊き合わせられた惣菜、湯葉豆腐、梅干しや漬物まで、細部に京都らしさが息づく構成だ。ご飯は京丹波こしひかりを土鍋で炊き上げ、焼き魚とWABISUKEの出汁巻き玉子が、朝から深い満足感を残してくれる。
1歳2ヶ月の息子を連れての朝食でも、洋食・和食どちらのフロアでもスタッフの気配りが自然で、慌ただしさを感じさせない時間になった。この日はそのまま二泊目の宿となるモクシー京都二条へ移動し、対照的な一夜を過ごすことになる。



総評
今回は宿泊と朝食が中心の滞在だったが、その水準は間違いなく日本最高峰と呼べるものだった。素材、調理、サービス、空間、そのすべてが一流で揃い、京都という土地の魅力を凝縮したような滞在だった。何度でも訪れたくなる、圧倒的な満足感が残る一夜だった。
レストランでの食事体験
同施設のレストランでの食事評は、姉妹メディア「Gastronomy」で紹介している。
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